投稿日2023.12.8
ほうれん草の常夜鍋【管理栄養士レシピ】
目次
メイン野菜は「ほうれん草」!
12月1回のアイチョイスカタログで紹介したのは、寒さが増すこの時期に旬を迎えるほうれん草。
「えぐみが少なく、甘くて美味しい。」
「野菜嫌いな子どもも、食べてくれました!」
など、嬉しいお声が届いていますよ。
そんなほうれん草を使ったレシピを、アイチョイスの管理栄養士、高橋素子(たかはしもとこ)さんに聞きました!
ほうれん草を使って、温まる料理を作りたいのだけど・・・という人におすすめの「常夜鍋」。
栄養たっぷりのほうれん草をたくさん食べられますよ!
【レシピ】ほうれん草の常夜鍋
<材料>2~3人分
- ほうれん草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2束
- 豚肉(しゃぶしゃぶ用)・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
- 好みのきのこ(しいたけ、しめじ、まいたけなど)・・・・・100g
- 豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1丁
- 昆布・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約10cm
- 酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100ml
- 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1L
- ポン酢、薬味(一味唐辛子、大根おろし、ねぎなど)・・・各適宜
<作り方>
1.鍋に水1Lと昆布を入れて、30分以上置く。
2.ほうれん草は根に2cmほど十文字に切り込みを入れ、水をためたボウルで丁寧に洗い土を落とす。
*何度か水を替える。
3.ほうれん草は長さを半分に切る。
きのこは石づきを落として食べやすく切る。
豆腐は一口大に切る。
4.①の鍋に酒を加えて火にかけて、沸騰直前に昆布を取り出す。
きのこ、豆腐を入れて煮立ったら、ほうれん草と豚肉を加え、火が通ったものからポン酢につけていただく。
ここがポイント
- ほうれん草の根に十文字に切込みを入れることにより、土がたまりやすい付け根の部分もきれいに洗えるようになります。
2~3回ほど水を替え、土が出なくなるまでよく洗いましょう。 - ほうれん草の根の赤色部分にはミネラルが含まれていて甘みもあります。
切り落とさずに、ぜひ味わいましょう! - 昆布は沸騰直前に取り出しましょう。
沸騰させると、ぬめりなどの旨味以外の成分が出てしまいます。
体あたたまるホッとする美味しさ!
シンプルながら味わい深い常夜鍋のできあがり!
昆布やきのこからの出汁がほうれん草によくしみていて、ほっとするおいしさです。
豚肉とほうれん草がたっぷり食べられるので、食べ盛りのお子さまにもおすすめ!
薬味に大根おろしを使うと、さらにさっぱり食べることができて美味しさがぐっと増します。
何といってもほうれん草はβカロチンが豊富。
抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を健康に保って免疫力維持につながりますよ。
だんだん寒さが増す今、旬のほうれん草をたくさん食べて元気に冬を乗り切りましょう!
アイチョイスの管理栄養士
高橋素子(たかはしもとこ)
アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター
主にカタログに掲載している野菜のレシピ、3日分ごはんセットの企画・レシピを担当しています。