投稿日2024.11.22

管理栄養士5名が開発！個性溢れる「食材セット」を楽しみませんか？【Vol.1】

最短10分で料理が完成する、アイチョイスのミールキット「食材セット」。
年間約500種類もの豊富なメニューがカタログに登場しています。

今回はアイチョイスに在籍する管理栄養士がオリジナルの食材セットを開発！
その背景や、管理栄養士一人ひとりに考案した食材セットのこだわり等を聞いてみました。

アイチョイスの管理栄養士が食材セットを開発！

食材セットを考案してくれたのは、アイチョイスに在籍する管理栄養士5名。
じつは管理栄養士が揃ってレシピ開発を行うのは初めての試みなんです。

管理栄養士がコラボした食材セットの魅力は、商品に一人ひとりの個性が出ていること。
アイチョイスには福祉施設や学校給食、食品メーカー、イタリアンレストランなどさまざまな場所で経験を積んだ管理栄養士が揃っています。

これまで経験したことがちがうからこそ、メニューがかぶることはありません。
今までにない、新鮮かつアイデア満載な13種類の食材セットが完成しました◎

完成まで一切手抜きはなし！

食材セットの開発にかかる期間は、およそ3か月程度。
タレ選びからスタートし、試作を繰り返しながら商品開発に取り組みました。
自分が納得のいく商品ができるまで、具材も細部までこだわり抜かれています。

食材セットの企画・開発担当を務める岡崎さんと高橋さんは「新鮮なメニューができた」とにっこり。

管理栄養士コラボの食材セットは11月3回に初お披露目です！
個性ゆたかな食材セットの魅力にせまるべく、管理栄養士のみなさんにインタビューしてみました◎

『まごわやさしい丼』考案者の隈部さんに聞いてみた！

アイチョイス（商品部品質管理）
管理栄養士　隈部（くまべ）さん

2023年にアイチョイスへ入協、管理栄養士歴は2年目の隈部さん。

主にお申し出対応や新商品の仕様書確認などを行っています。

お菓子作りが趣味でクッキーやマフィンを作り、知り合いに配ることもあるのだとか。
最近はパン作りに挑戦中だそうです◎

『まごわやさしい丼』のこだわり

あかにー

『まごわやさしい丼』のこだわりを教えてください。

こだわりは「まごわやさしい」の揃った食材を丼ぶり1つで手軽に摂れること。

「まごはやさしい」とは「ま（豆類）・ご（ごま）・わ（海藻類）・や（野菜類）・さ（魚類）・し（きのこ類）・い（いも類）」の頭文字を取ったバランスの良い和食の合言葉。

丼ぶりなので洗い物も少なく、後片付けが楽ちんなのもポイントです。

隈部さん

「まごわやさしい」を一食で摂れる手軽さ

あかにー

「まごわやさしい」を一食で摂れるイメージがなかったので驚きです！

食材セットの良いところは、材料を揃えたり野菜をカットしたりする手間を省けて楽なところ。

その強みをより活かしたいと思い、フライパン1つで調理が完結するよう工夫しました。

こだわりと同様、丼ぶりものであれば調理工程の手間や洗い物が少なく済み、満足感もあります。

忙しく過ごす組合員さんの自分時間を増やす手助けができればうれしいです。

隈部さん

大変だったこと

あかにー

レシピを作るうえで大変だったことはありますか？

具材選びに苦戦しました・・・！
彩りや簡単に調理することを意識したため、それに合わせた食材を選ぶ必要があって。

ほかの具材に比べて芋類は火が通りにくいので、調理工程では水を入れて蒸したり、野菜を小さめにカットしたりなど工夫しました。

2回の試作を重ねて、理想の食材セットが完成したときはうれしかったですね。

隈部さん

どのような方におすすめ？

あかにー

どのような方におすすめしたいですか？

忙しい日々でもバランスのよい食事を意識したい方におすすめです！
スープと合わせれば、より満腹感もあるかなと思います。

「簡単だけど手は抜いていない」を実感してもらえるとうれしいです。

隈部さん

『鍋包肉（グオバオロウ）』考案者の宮秋さんに聞いてみた！　

アイチョイス（システム部）
管理栄養士　宮秋さん

2021年にアイチョイスへ入協、管理栄養士歴は6年目の宮秋さん。

当メディア「みっくすなっつ」やSNSに掲載するレシピの作成、ichoice-netのデザインや使いやすいサイト設計を考えるお仕事をしています。

休日はご主人と一緒に手の込んだ料理を作り、一緒にお酒を楽しんでいるそう◎

最近作ったのはオーブン料理の「パテ」。
オシャレですね・・・！

『鍋包肉』のこだわり

あかにー

『鍋包肉』のこだわりを教えてください。

『鍋包肉（グオバオロウ）』は中国の東北地域で食べられる人気料理の1つ。

薄切りの豚肉を高温の油でカラッと揚げて、長ネギやにんじんと一緒に甘酸っぱいタレを絡めたものです。

じつは私自身、1年間中国で生活する機会がありまして。
中国で食べた料理のなかでおいしいと感じた鍋包肉を食材セットで再現してみました。

ピーマン・竹の子・三つ葉を追加して、本場の鍋包肉よりも野菜をしっかり食べられる一品に仕上げています。

宮秋さん

鍋包肉と酢豚のちがい

あかにー

中国料理の「酢豚」とはまたちがうんですね！

材料やお肉の切り方、調理法が異なります。

酢豚は肩ロースやバラ肉など塊のお肉に衣をつけて揚げるので、やわらかく食べ応えのある食感になります。

対して『鍋包肉』は薄切りの豚肉に卵白で作った衣で揚げるのが一般的。
外はサクッ、中はジューシーなクリスピー食感を楽しめるんです。

日本ではなじみのない料理なので、酢豚とのちがいを楽しめると思います。

宮秋さん

大変だったこと

あかにー

レシピを作るうえで大変だったことはありますか？

「スイートチリソース（甘口）」を使ったタレ作り！
コクのある甘酸っぱい味を再現したく、既存のチリソースのタレに酢や醤油などを追加しました。

なかなか味がまとまらなかったのですが、試行錯誤を繰り返し、「これだ！」と思う味に調味料の配合ができたときはやりがいがありました。

また、豚肉の部位を選ぶのも迷いましたね。
2回の試作を通して最終的に決めたのは「自然豚切落し」。

本場の料理では薄切り肉を使用しますが、食材セットでは少し厚みのある豚肉を使用。卵白でクリスピーに揚げても、自然豚の旨味を生かした仕上がりになりました。

宮秋さん

どのような方におすすめ？

あかにー

どのような方におすすめしたいですか？

海外旅行気分を味わいたい方にぜひ食べてもらえるとうれしいです。

ふだんの料理は、献立のレパートリーが尽きてしまうこともありますよね。

そんなときに『鍋包肉』の食材セットで、料理のレパートリーを広げてほしいと思います。

卵白衣を使用したクリスピーな食感もぜひ一度試してみてください！

宮秋さん

管理栄養士考案の食材セットは11月3回から販売中！

日ごろから食材セットを愛用している私。
お話しを伺い、2人が考案した新しいメニューにワクワクが止まりませんでした。

「料理のレパートリーが尽きてきたな・・・」。
そんな組合員さんのお助けアイテムになってくれるはず！

今回インタビューした『まごわやさしい丼』と『鍋包肉』は11月3回から販売中！
紹介した食材セット以外にも、2人が考案したメニューは今後紙面に掲載予定です。
そのほか、今記事で紹介できなかった管理栄養士のメニューも登場しています。
気になる商品をぜひチェックしてみてくださいね◎

次回はインタビュー第2弾！
管理栄養士3人に食材セットコラボの気になるあれこれ、聞いてみました。
お楽しみに～！