肥料名 | 栄養素(%) | 特徴 | 使い方 |
油粕 | 窒素(N): 5〜7 リン酸(P): 1〜2 カリウム(K): 1〜2 | 有機を代表する窒素 肥料 土の中の微生物により分解され、ゆっくりと効果が現れる ぼかし肥の材料としても利用 | 作付けの2〜3週間前に散布し、土によく混ぜ込んで使用 骨粉や草木灰で補うと効果的 |
骨粉 | 窒素(N): 4 リン酸(P): 17〜20 カリウム(K): 0 | 基本的にリン酸を多く含む ゆっくりと効果が現 れ、長続きする | 作付け1か月前に散布し、土によく混ぜ込んで使用 堆肥と混ぜると効果が速まる |
魚粉 | 窒素(N): 7〜8 リン酸(P): 5〜6 カリウム(K): 1 | 窒素とリン酸を多く含む 作物のうま味を向上させる | 植え付けの2週間前に土に混ぜ込んで使用 臭いがあるので土によく混ぜ込む |
米ぬか | 窒素(N): 2〜2.6 リン酸(P): 4〜6 カリウム(K): 1〜1.2 | リン酸の含有量が多く、糖分やタンパク質も豊富 土壌微生物の活動を 活発化させる | 作付け2週間前に散布し、土によく混ぜ込んで使用 堆肥やぼかし肥の発酵促進剤としても利用 |
草木灰 | 窒素(N): 0 リン酸(P): 3~4 カリウム(K): 7~8 | 即効性のアルカリ性土壌改良剤 防虫・殺菌等にも利用可能 | 土に混ぜて使用 使いすぎると土壌がアルカリ性に傾くため注意 |
バットグアノ | 窒素(N): 0.5〜2 リン酸(P): 10〜30 カリウム(K): 0 | リン酸を多く含み、微量要素も豊富 効果が長続きする | 作付け1か月前に散布し、土によく混ぜ込んで使用 堆肥と混ぜて施すと 効果的 |
ぼかし肥 | 窒素(N): 5 リン酸(P): 4 カリウム(K): 1 | 三要素のバランスが良く、万能有機質肥料 効きだしが速く、長続きする | 元肥として畝の表層にすき込む 追肥として野菜の周囲に薄くまく |
有機石灰 | 窒素(N): 0.2 リン酸(P): 0.1 カリウム(K): 0 | 主成分は炭酸カルシウム pH調整や土壌の微量要素の補給に適している | まいた後すぐに苗の植え付けや種まきが可能 |
鶏糞 | 窒素(N): 3〜4 リン酸(P): 5〜6 カリウム(K): 2〜3 | 窒素、リン素、カリウムの成分バランスが良い 価格が安く、効果が速く現れる | 乾燥鶏糞を元肥として使う場合は、散布後1か月後に植え付け 発酵鶏糞は植え付けの2週間前に散布 |
豚糞 | 窒素(N): 2.0〜4.0 リン酸(P): 2.0〜3.5 カリウム(K): 1.5〜2.5 | 肥料成分が高く即効性がある 銅や亜鉛などの重金属も含む | 元肥として使う場合は適量を守る 過度な使用は避ける |
牛糞 | 窒素(N): 0.4〜1.5 リン酸(P): 0.2〜0.8 カリウム(K): 0.5〜2.5 | 繊維質が多く、土壌改良に適している 保水性や保肥性を高める | 繰り返し施用して土壌を改良 大量に使うと塩害の 可能性があるため注意 |
馬糞 | 窒素(N): 0.5〜1.0 リン酸(P): 0.3〜0.5 カリウム(K): 0.6〜1.2 | 土壌微生物を活性化 しやすい 保水性・保肥性に優れる | 窒素肥料と組み合わせて使用 土壌改良に適した量を施用 |
もみ殻 | 窒素(N) : ほとんど含まない リン酸(P) : ほとんど含まない カリウム(K) : ほとんど含まない | 通気性と保温性を向上させる 肥料成分はほとんど 含まれない | 水はけの悪い土壌に 混ぜ込んで使用 マルチング資材としても利用可能 |